日記「引出しの中」

遠い日のハテナ ダイアリーのように、、。

2024.02.16「暖簾動かず?」

暖簾に腕押し、と言う言葉がある。
手ごたえのないこと、想定した反応がないことだが、先にプチ自慢したマランツのアンプがまさにその言葉にぴったりな状況を作り出すとは、トホホ!
暖簾=息子 である。
「どーだ?この音。繊細で、言葉にならない独特な佇まい。」
勿論私は、マランツの回し者ではない。

しかし、奮発して買ったアンプの音を共有したかった。
年配オヤジに共通する過大な共有願望

流れているのは、このソースもいただけなかったのかも知れないが、
渡辺香津美「KYLYN」である。
レコードで出た時はAB面で面子が異なりアレンジもガラリと変わる。
A面が所謂ジャズフュージョンと言うやつで、B面がYMOサウンドだ。
こう言う構成のアルバムは今後出ないかも知れない。
それはそうとして、、
反応が殆どない。まあ、、とか、、うん、、とか、、、。
今時の青年?は(私も通勤時は)、イヤホン、無線で携帯で音楽を聴くが、確かにこれでそこそこな音がするから、オーディオが圧倒的なインパクトがあるか?と言われれば、若干厳しい。
しかし、音は空気を伝わって耳に入るのが本来であり、自然なのだ。
ライブハウスで、客がみんなイヤホンしていたら、気味が悪いわけで、どこかの新興宗教かと思ってしまう、笑
音楽を聴きながら読書をする時、やはり空中に音が漂って欲しいと思うのは、自分が古い人間だからなのだろうか。
だとしたら、古い人間で良かった!と心底思うのでした。