日記「引出しの中」

遠い日のハテナ ダイアリーのように、、。

2024.01.01「紅白歌合戦・考」

謹賀新年
明けましておめでとうございます
旧年中は、予想外に多くの方々に読んでいただき嬉しく思っております

今年も同様によろしくお願いいたします

ということで、、
家族のものたちはまだ寝ております。
いつまで寝るのか、放っておいておこうと思います、、笑

昨晩は、Wifi接続が治癒したことでコンピュータに齧り付いておりましたが、
隣の部屋のTVから紅白歌合戦が聴こえておりました。
チラ見しましたが、変わってないですね。この変わらなさはある意味すごい。
千秋の音痴が一番笑えたか。
また、お笑いたちのシンセやサックスプレイは余程練習したように感じました。
なかなか、あそこまでは行かないはず。
昨年も酉はミーシャでしたが、これも随分音程が悪かった、下手になったのかモニターが返っていなかったのかも知れない。

個人的には紅白って不要だと思うが、あってもまあ良いか、というポイントがあって、それは次の番組ゆく年くる年への切替である。

ゆく年くる年」は私がNHKで最も好きな番組かも知れない、笑
頑固一徹、アプローチ、イメージが変わらない。
NHKには暗黙の了解、聖域があるのかも知れない。アナウンサーの立ち位置、カメラワーク、余計な音楽や脚色を排する、というような。
紅白のこの国の音楽レベルをこれでもかと押出すバカバカしい喧騒、
そして一転、厳かで静かな世界へと切り替わる一瞬がとても好きです。
これってどちらも日本なんだよね、と妙に感心する。
これほどの世界の切り替わりはなかなかお目にかからない。
芝居・映画の暗転よりメリハリでは上ではないか。
遠い昔「ひょっこりひょうたん島」「新日本紀行」「ドラマ人間模様」等、記憶に刻まれる番組を制作して来たNHKならではってことか。
ただ切り替わりの妙を堪能するために、あの長ったらしい紅白が必要なの?って思うのだが、まあ、紅白って「音楽」というよりは芸能界のお祭りってわけだから、目を釣りあげなくても、、と初日はここで筆を置きます。