日記「引出しの中」

遠い日のハテナ ダイアリーのように、、。

2024.02.20「諦めないで育てる」

よく鳩山政権から始まった民主党時代を鬼のように嫌い軽蔑する人がいる。それは少し異常なほどだ。
期待が大きかっただけに、裏切られた気持ちなのか。
でも、日本人ってよく几帳面で勤勉で綺麗好きなどと言われるが、政治に関して言えば我慢強いとは言えない。
別に自分のお財布が傷んだわけであるまいし、励ましたり応援したり提案したり意見を言ったりして周りで育てれば良かったのに。
私は、この政権はそれほど嫌いではなかったので、あれだけ嫌われたことが不思議です。
鳩山さんの後の、菅さんと野田さんも、ダメなところは随分目立っていたが、今の岸田さんと比較したら、それは全然マシじゃないかな。
日本国民の事を考えていたようには見えました。
ただ、努力の方向がおかしかったり、せっかち過ぎて空回りしたのが残念だった。
こういう時は、捨て鉢にならないで、温かく叱って応援すれば良かったのに。
政治は国民の鏡。
国民の意識が低いから、あんな政治家しかいないんだ。国民が勉強しないから、バカな政治家しかないんだ、と思うがどうだろう?
勿論、自戒を込めて。
原発問題ひとつ取ったって、少し興味が湧いので、少しネットで調べてみようかな、、このくらいの意識で十分かも知れない。
昔、ブログで、原爆を落とされた国がこれだけ原発を作ったあまりにもデカい皮肉、という文を書いたところ、バッシングされたわけです。
それで、その人にネット上で尋ねました。
公開討論するつもりだったのですが、何も返ってこなかった。
あれだけ強く避難したからには、それ相応の理屈を積み上げるのだろう、と口喧嘩に弱い私は冷や汗をかいていたのです。
拍子抜!こんな小さな出来事にも、この国がいつまでも成熟出来ない理由が見え隠れしているような気がします。