日記「引出しの中」

遠い日のハテナ ダイアリーのように、、。

2023.11.05「卒業アルバム」

高校時代
黒板の隅に小さく、白いチョークで書かれていた「ベルベットイースター」は誰が書いたのだろうか?

コンピュータを処分するので、収納スペースを眺めていると高校の卒業アルバムが目に留まる。
こういうのを見始めると止まらなくなるのは分かっているが、躊躇なくパラパラとページを捲りまず自分の姿を確認する。
痩せている!!
この当時、確か60kgもなかったと思う。
まだあどけなさが残っているが、少し生意気な表情。
随分とトンガっていた頃だ。

高校3年の時のクラスとは相性があまり良くなくて、クラス替えの新学期、職員室に行ってクラスを変えてくれるように頼んだ覚えがある。
今こそ見習いたい「横暴ぶり」だが、無論取り合ってくれなくて1年間我慢する羽目になったのだが、それはそれで懐かしいという気がする。
クラス別の写真のコーナーでは、クラスごとの集合写真がそれぞれの場所と並びかたで画像に収まっている。
あるクラスの小柄な女子生徒にどうしても目が行く。
このアルバムを手にとった理由。
彼女を見ると今も、温かな感情が残っている事が分かる。
自分の気持ちを伝えたいけれど、この先出会うことは決してないように思う。何故か分からないけれど。

ありがとう。
僕にはもったいなかった。