「笑うマトリョーシカ」最終回です。
まず、、嵐・櫻井の薄気味悪い演技に拍手!!
目のウルウル具合、全体から発する異様なオーラ。
この方、変態を演じたら、なかなか凄い。
しかし、、
ドラマの内容としては、私はぼんやりした、ハッキリしない感じが残り、どうも腑に落ちないところが多い。
他にはちょっと例のない、ボンヤリ感がこのドラマのキャラであり、折り込み済みであるならOKなのですが。
最も、納得出来ないのは、主人公・道上です。
こいつは本当に間抜けな記者です。
一度で済むところを何度も松山詣を繰り返し経費を無駄にする。
また、こっそりヴォイスレコーダーで録っておけばそれで全て事足りるところで、ダラダラと自己主張を繰り返して時間を無駄にする。
つまり、道上が普通の記者だったら、このドラマは成立しないんですね。
笑えないマトリョーシカになってしまう!
映画「新聞記者」に登場の主人公・吉岡(女性記者)なら、このドラマは下手をすると1回(少し時間を延長するくらいにして)で終わってしまったでしょう。
5年後の話、総理大臣になった(ストーリーが、100mジャンプしました!笑)清家一郎・本を書いて一稼ぎするところなんかは、随分ちゃっかりしているが、これって考えようによっては「今のマスゴミを表現」しているとも言えるか。
ラストに向かって意外に面白くクレッシェンド(盛り上がって)行ったので、よーし、最終回は、、?
となりましたが、レコードの回転数が、、
「78回転から45回転」へと下降曲線を描いて行きました。
やれやれ、、アンチヒーローの続編を待つとしますか。