日記「引出しの中」

遠い日のハテナ ダイアリーのように、、。

2023.12.08「翼をください」

朝、パンを焼いて、コーヒーを用意していると横で嫁がコレを大声で歌っている。
彼女は、合唱団出身ということもあるのか、恥ずかしげもなくデカイ声で歌う。
レパートリーが非常に広いが、中でもアニメソングと童謡が得意である。
機嫌が良いと必ず歌うのが「森のクマさん」。
ある意味タイムリーではある。
特長はアニメソングだろう。イントロ、ちょこっと入る間の手、語り、等の脇役パートも再現しているところが凄い。
お化けのQ太郎、アタックナンバーワン、いなかっぺ大将天才バカボンど根性ガエル、と昔のアニメばかりだがそこは年齢から仕方がない、笑
さて、赤い鳥「翼をください
私は、サビのところで、つい我慢仕切れずカウンターラインの下降形を歌ってしまった!
その時の、恥ずかしさは、言葉ではとても表せない。
しかし、歌わずにはいられなかった。
嫁は一瞬凍りついたが、次の瞬間「ブゥーっっ」と吹き出してしまった!
思えばこの曲、高校時代の文化祭・予餞会の定番であった。

懐かしいあまり、勝手に声が出てしまった。
衝動の起因は、欲望だったり、怒りだったり、絶望だったりという感情が限界に達したその刹那、形になるものと思う。が、このように温かなノスタルジィの場合だってあるのだ。
我が家の「朝の風景*」でした。

*朝の風景:今なぜか思い出したので文の最後にねじ込みました。
カルメンマキ&OZ」ファーストアルバムに収められている名曲です。