こんな真夜中。
ステージピアノで、ドビュッシーの「雨の庭」をさらう人っているのかね。
素敵なタイトルだが、
自分がこのタイトルから想起するイメージとは随分違っている。
僕の脳裏にある雨の庭なら、
もっと簡単なんだけどなぁ、、、笑
外の雨模様を見つめる(おそらくは)3歳の自分。
猫の額のような小さな庭に不釣り合いな大きな紫陽花が右横に見える。
初めて感じた「暗さ」だったと思う。
この窓からいつも外を見ていたので、
母が教えてくれたが、いつも社宅の前を通る、おばあさんが「今日はお歌を歌わないの?」と話しかけたそうだ。
どうも、外を見るだけではなく、歌を歌っていたらしい。
タイムスリップしてこっそり眺めてみたい。